プロメテックグループ顧問に 東京大学准教授 下川辺 隆史 氏 が就任
プロメテックグループ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役会長兼社長:藤澤智光)は、2024年10月1日より、顧問として下川辺 隆史 氏が参画することをお知らせいたします。
下川辺氏は、次世代のスーパーコンピューターで活用する計算手法、アルゴリズム、ソフトウェア技術の研究開発に従事してこられました。近年では、GPUを搭載したスパコンによる大規模な流体シミュレーション、流体現象を局所的に高精細に解析できる格子法、ディープニューラルネットワークを用いた流体現象の予測手法の研究を推進し注目を集めています。このたび、下川辺氏には、顧問としてプロメテックグループに参画いただき、プロメテック・ソフトウェアのCAE事業、GDEPソリューションズのAI/HPCプラットフォームの事業開発に尽力いただきます。下川辺氏の計算科学分野における豊富な経験を活かして、最新技術を社会に実装することで、プロメテックグループは新たな価値を提供してまいります。
下川辺 隆史(しもかわべ たかし)氏 略歴
2011年東京工業大学大学院(現・東京科学大学)在学中にACMゴードンベル賞を受賞、2012年同大学院より博士号を授与される。2012年より東京工業大学に特任助教として就任し2013年に助教に昇格。2017年に東京大学情報基盤センター准教授として招聘され下川辺研究室を先導している。日本計算工学会代表会員やHPC Asia 2024 Workshop Chair、気象庁の数値予報モデル開発懇談会委員など多数の学術活動に貢献している。東京大学情報基盤センター下川辺研究室には修士と博士の学生が所属し、GPUを搭載した最先端のスパコンを駆使した研究に取り組んでいる。